冷蔵庫本、読破

図書室で借りた例の川島令三氏の本を読破しました。といっても一部面倒になって読むのを割愛した箇所もあるんですが。
もう8年以上前に発売された本ですが、やたらと「〜するべきだ」が多かったですね。そりゃ当然といえば当然ですが。
一番驚いた提言は、京急大師線についての項で、「将来二俣川・新横浜方面から川崎大師付近に新線を建設し、小島新田から羽田空港アクセス路線を作るなら、標準軌で作って新横浜からミニ規格の新幹線を小田原や静岡方面から直通できるようにすればいい」というものでした。
あのJR東海がそんなこと許すわけありませんね。えぇ。
今はこだまでさえ270km/h運転が可能な車両で統一されているのに、これでは何か問題があった際に対応できないという問題点もありますし。もっとも出版時点ではまだ0系・100系が走っていたはずですが。
そもそもこの二俣川-新横浜-羽田空港方面の「神奈川東部方面線」計画自体怪しくなっているわけです。というのもほぼ同じルートの西谷-横浜羽沢連絡線構想が持ち上がっていて、横浜市や神奈川県が両方に金を出すとも思えませんからねぇ。
そんなわけでいろいろと面白かったです。